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Interview

Vol.01

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コロナ禍での「オフィス拡大」という決断。新しい時代の良質なコミュニケーションはオフィスでこそ生まれる

東晶貿易株式会社 様 @住友不動産六本木グランドタワー 38階・8階

Interviewee

  • 東晶貿易株式会社
  • マーケティングプランニング事業部 第1課長
  • 緒方 悟

Company Data

  • 所在地: 住友不動産六本木グランドタワー 38階・8階
  • 事業内容:インターネットメディア事業
  • 設立年:1995年
  • 公式URL: https://www.tosho-trading.co.jp/

Introduction

コロナという時代を経て、再び人々がひとつの場所に集まれるようになった昨今、企業にとっての「オフィス」の価値は再定義されようとしています。

まさに「オフィス新時代」ともいえる今、企業のみなさんはどのような想いで新時代のオフィスづくりに取り組んでいるのでしょうか。連載第1回となる今回は、六本木にある東晶貿易株式会社様のオフィスを取材しました。

01. Interview

オフィスづくりのプロジェクトリーダーに聞く

以下 「すみふ : 住友不動産株式会社」「緒方 : 緒方 悟さん(以下敬称略)」
今回のオフィスプロジェクトを牽引した緒方さん 今回のオフィスプロジェクトを牽引した緒方さん
今回のオフィスプロジェクトを牽引した緒方さん
今回のオフィスプロジェクトを牽引した緒方さん
すみふ :

最初に御社の事業内容を教えてください。

緒方 :

主な事業は、自社開発のインターネットメディアを通じたWebマーケティングです。美容・医療・お金・キャリアなど、生活に関わるさまざまな分野のポータルサイトを企画運営し、お客さまの集客をご支援しています。

社名が「貿易」なので貿易会社だと思われることも多いのですが、実際は、ITベンチャーの黎明期からWebマーケティング事業に挑んで実績を積み上げてきた会社です。

すみふ :

こちらのオフィスへ移転したのはいつ頃ですか?

緒方 :

ちょうどコロナ禍の2020年10月です。以前も同じ六本木にオフィスを構えていたのですが、社員数が増えて手狭だったため、広いオフィスへの移転を検討していました。

すみふ :

コロナ禍でリモートワークが進み、オフィスを縮小した企業も多い中、御社はなぜオフィスを拡大されたのですか?

緒方 :

当社は以前から対面でのコミュニケーションを大切にしていて、コロナ禍でも可能な限り出社するようにしていました。というのも、私たちの仕事は「○○すれば終わり」というわけではなく、自分たちで目標を立ててより高いマーケティング成果を実現していく仕事。普通に努力すれば到達する目標の「一歩先」を目指すためには、同じ空気感の中で、同じパッションを共有しながら事業に取り組むことが重要だったからです。

とはいえ私たちの仕事柄、ひとりでパソコンに向かう時間が多いのも現実。だからこそ意識的にコミュニケーションをとって、お互いの熱量を高め合う必要がある。そのための場として「オフィス」が不可欠であることは、経営陣だけでなく私たち社員も実感しています。

緒方さん曰く「オフィスはコミュニケーションの質を高めるために必須のツール」 緒方さん曰く「オフィスはコミュニケーションの質を高めるために必須のツール」
今回のオフィスプロジェクトを牽引した緒方さん
緒方さん曰く「オフィスはコミュニケーションの質を高めるために必須のツール」
すみふ :

新しいオフィスは、緒方さんをはじめ社員のみなさんが主導して企画されたそうですね。コンセプトやポイントを教えてください。

緒方 :

コンセプトは「いいコミュニケーションが生まれるオフィス」。ただ仕事をする場所ではなく、社員同士しっかり顔を合わせて仕事ができる場所にすることを心がけました。

そのコンセプトを最も体現しているのが、今、私たちのいるカフェスペース。ご覧のように、広い空間にさまざまなスタイルのデスクや椅子が並んでいますが、コミュニケーションの目的によって場所を使い分けてもらうために意図的に設計した空間です。例えば、大人数で会議するための場所、膝を突き合わせて深い話をするための場所、ひとりで景色を眺めながらひと息つくための場所など…。

また、カフェスペースの中央には、ガラス張りの会議室も設けました。閉鎖的になりがちな会議室を開放的にして、コミュニケーションの質を高めるための工夫です。外から中が見えるため適度な緊張感を持ちながら会議に臨めますし、行き詰まったときには、開放感あるガラス面から外を見渡すと新しいアイデアが浮かんでくるなど、多くのメリットが生まれています。

緒方さんは「ガラス張り」は魔法のツールだと語る 緒方さんは「ガラス張り」は魔法のツールだと語る
今回のオフィスプロジェクトを牽引した緒方さん
緒方さんは「ガラス張り」は魔法のツールだと語る
すみふ :

実際にこのオフィスで働いていて、緒方さんご自身や社員のみなさんはどう感じていますか?

緒方 :

自分で企画していて言うのも何ですが、私はとても働きやすいです(笑)。普段はとなりのワークスペースで仕事をしていますが、気分転換したいときはカフェスペースにパソコンを持ってきて仕事をしたり、誰かとミーティングしたいときもパッと移動して話したり。以前のオフィスは一律的でコンパクトな空間だったので、シーンによって働く環境を変えることはできませんでしたが、今のオフィスでフレキシブルな働き方をするようになってから生産性もグッと上がりました。

そもそも当社の社員は、出社して仕事をするのが好きな人が多いんです。今のオフィスに移転してから、みんな働きやすさを感じてくれているのか、その傾向はさらに強くなった気がしますね。たまにリモートワークOKの日があるのですが、それでも出社する社員の割合はかなり多いですし、私も出社したほうが仕事が捗るのでなるべく出社するようにしています。

すみふ :

来社されるクライアントの方々からの評判はいかがですか?

緒方 :

光栄なことに、褒めていただけることが多いですね。特に好評なのは、先ほどお話ししたガラス張りの会議室や、東京タワーが見える窓からの景色。オフィスの話題が商談のアイスブレイクになることも多く、お客さまとの円滑なコミュニケーションにオフィスが寄与していることを実感します。

近年はオンラインミーティングも多い分、逆に、来社いただいて対面でお話しすることの価値を感じる機会が増えました。例えば、初めて当社のオフィスをご覧になったお客さまから、目には見えない当社への「信頼感」の高まりを感じるなど…。大企業ではない当社がきちんとしたオフィスを構えていることは、信頼感の向上につながっているのかなと感じています。

すみふ :

ドラマなどのロケ地に選ばれることも多いとか。

緒方 :

はい。ドラマやCMなど、いろんな撮影に使っていただいています。オフィスで働くシーンや会議シーン、カフェでコーヒーを飲むシーンなど、さまざまなシーンを撮影できるところを重宝いただいているようです。社員が知らない間に撮影していて、「たまたま見た動画に自分のオフィスが映っていた」なんてことも(笑)。びっくりしつつも嬉しいですね。

手前の机はなんと「卓球台」。休憩時間に実際に卓球をすることもあるとか 手前の机はなんと「卓球台」。休憩時間に実際に卓球をすることもあるとか
今回のオフィスプロジェクトを牽引した緒方さん
手前の机は打合せ時のデスクとしても、息抜き時の卓球台としても利用できる優れもの。
すみふ :

では最後に。御社にとって「新時代のオフィス」とは?

緒方 :

「いいコミュニケーションが生まれる場所」。そして、「イノベーションを創出できる場所」だと思います。今の時代、ただ仕事をするだけならオフィスでなくても可能です。でも、良質なコミュニケーションを生み出し、イノベーションのきっかけをつくることができるのは、やはり人と人が顔を合わせる「オフィス」という場ではないでしょうか。私たちもこのオフィスを起点に、常に目標の「一歩先」を目指して挑戦を続けていきたいです。

02. Office Tour

実際のオフィスを案内していただきました

緒方 :

ここは、開放的なソファエリアです。ご覧のように眺望もいいので、社員にも人気の場所ですね。

実際のオフィスを案内していただきました
実際のオフィスを案内していただきました
実際のオフィスを案内していただきました
すみふ :

確かに。窓からの眺め、ステキですね!

緒方 :

そうなんです。東京の街を見渡しながら、オープンな気持ちで話し合えるところが気に入っています!

実際のオフィスを案内していただきました
すみふ :

あ! 東京タワーが見えますね。ここは特別な席…ですか?

緒方 :

はい! ひとりで休憩したいときや、ふたりでゆっくり話したいときに。夜景もとてもキレイですよ。

実際のオフィスを案内していただきました
すみふ :

ここが先ほどお話にあった、ガラス張りの会議室ですね?

緒方 :

そうです。会議中も周囲の目線を感じるので、背筋が伸びます! ここからオフィス内や窓の外を眺めていると、不意にアイデアが湧いてくることもありますね。

実際のオフィスを案内していただきました
実際のオフィスを案内していただきました 実際のオフィスを案内していただきました
実際のオフィスを案内していただきました
緒方 :

ここは当社のカフェテリアです。

すみふ :

オフィスの中にこんなステキなカフェテリアがあるなんて、羨ましい…。

緒方 :

ありがとうございます。社員はここでドリンクを飲めるので、リフレッシュしたいときによく来ます。

実際のオフィスを案内していただきました
緒方 :

淹れたてのコーヒー、すごくおいしいですよ〜!

すみふ :

すごい! 本格的なエスプレッソマシン!いい香りがしてきますね。こんなに手軽に利用できるなんて便利。

実際のオフィスを案内していただきました
すみふ :

あれ? 今度は別のフロアにやってきましたが、ここにもお洒落なスペースが…。ここはどんなときに使われるんですか?

緒方 :

ここは半期ごとの納会や社員表彰式など、主にイベントで利用しています。奥には打ち合わせに使える会議室スペースもあります。

実際のオフィスを案内していただきました
実際のオフィスを案内していただきました
緒方 :

カフェテリアでは軽食の提供などもしています。こちらはその一つ、プロテインベーグルです。

すみふ :

すごいですね。色んな味があってバラエティ豊かで…とっても美味しそうです!

実際のオフィスを案内していただきました
実際のオフィスを案内していただきました
実際のオフィスを案内していただきました
すみふ :

ちなみにさっきから気になっていたのですが、あの大きな机は何ですか? フタが閉まっているようですが…。

緒方 :

よく気づきましたね! 開けてみましょうか。

実際のオフィスを案内していただきました
すみふ :

ええっ、もしかしてポーカーテーブルですか!? すごい、社名も入ってる!

緒方 :

ズバリ、特注です(笑)。納会後に開催される自由参加の二次会は、いつもポーカー大会で盛り上がるんです。

実際のオフィスを案内していただきました
すみふ :

なんだかとってもお洒落…。

緒方 :

大会では、スポーツマンシップに則り、上司も部下も関係なく正々堂々戦います。社外の関係者も含め総勢70〜100名ほどでスタートするトーナメントなので、優勝者はかなりの名誉になります! もちろん、その年に最も活躍した社員に贈られるMVP賞には負けますが…(笑)。

すみふ :

遊び心たっぷり! コミュニケーションを大切にしているのは仕事中だけじゃないんですね。

緒方 :

はい。オンでもオフでもコミュニケーションが活性化するような工夫をしている点は、当社らしさのひとつだと思います。

実際のオフィスを案内していただきました
すみふ :

今日はいろいろとご案内いただき、ありがとうございました! 工夫が凝らされた「新時代のオフィス」、とても楽しかったです。

緒方 :

こちらこそありがとうございました。このように、社員だけでなく来社されるお客さまにも楽しんでいただけるオフィス空間になっているので、ぜひまた遊びにいらしてください!

Epilogue

第1回の『オフィス新時代』では、東晶貿易様のオフィスをご紹介しました。いかがでしたか?

コロナの真っ只中に「オフィス拡大」という経営判断をされ、コミュニケーションを重視したオフィスづくりに取り組んでこられた同社。単に仕事をするだけの場所ではない、まさに「新時代のオフィス」といえる個性豊かな空間が印象的でした。

今後も『オフィス新時代』では、新しい価値観でオフィスづくりに取り組む企業を取材していく予定です。ぜひご注目ください。

2024.12.18 住友不動産

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